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活動レポート

発信者:

沖縄県/恩納村

恩納村マリンレジャー協会

2025年の活動報告 恩納村でサンゴを食べる「レイシガイ類」を駆除

サンゴ保全活動 , 恩納村 , 環境保護

サンゴ礁の未来を守るため、18名のダイバーが水深15mの海中で、サンゴを食べる巻貝「レイシガイ類」33.7kg・約3,700匹を駆除しました。

恩納村マリンレジャー協会では、2025年の海洋保全活動の一環として、サンゴを食害することで知られる「レイシガイ類」の駆除作業を行いました。当協会に所属するプロダイバー18名が参加し、恩納村の海で実践的な保全活動に取り組んでいます。

サンゴを守るため、水深15mで約3,700匹を駆除

レイシガイ類は巻貝の一種です。美しい貝殻を持つ一方で、サンゴを捕食する性質があり、オニヒトデと並んでサンゴ礁にとって大きな脅威となっています。特に2024年は、海水温の上昇によって大規模なサンゴの白化が発生しました。サンゴが弱ったタイミングを狙うように、レイシガイ類の異常発生が確認され、恩納村沿岸でもその影響が深刻になっていました。

今回の駆除活動では、テーブルサンゴの表面や裏面にびっしりと付着していたレイシガイ類を、一つひとつ丁寧に取り除いていきました。

水深5m付近ではすでに食害が進んでいたため、比較的サンゴの被害が少ない水深15m前後のエリアに、個体が集中して生息していることが確認されました。

今回の活動で駆除できたレイシガイ類は、総重量33.7kg(およそ3,700匹)にのぼり、量としても手応えのある成果となりました。

ただし、これはあくまで一部にすぎず、今も多くの個体が海中に生息していることが確認されています。

参加したダイバーたちは、達成感とともに、今後も継続的に対応していく必要性を強く感じています。

レイシガイ類は「サンゴを壊す厄介者」として扱われることが多いものの、自然本来のバランスが保たれているサンゴ礁では、生態系を構成する大切な一員でもあります。

しかし、異常な環境変化や白化などの影響で個体数が急増すると、生態系のバランスが大きく崩れ、サンゴの死滅を招くおそれがあります。
私たちはこの状況を重く受け止め、今後も保全活動を続けてまいります。

地域とともに、恩納村の海を未来へ

恩納村マリンレジャー協会は、「地域との共存共栄 観光客の皆様に安心を」を理念に掲げ、観光と自然の調和を目指した取り組みを進めています。
地元住民や観光事業者、行政と連携しながら、地域全体で美しい海を未来へ受け継いでいくための活動を続けています。

なお、今回のレイシガイ類の駆除活動は、恩納村および恩納村観光協会からのご支援を受けて実施しました。

今後は、海中清掃の回数や参加人数を増やすほか、陸上でのゴミ拾いやサンゴの植え付けなどにも取り組み、恩納村の海がより綺麗に、後世に残せる海として保全していくため、活動の回数と人数を増やしていきたいと考えています。

ご賛同いただける方のご支援を、何卒よろしくお願いいたします。

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